水いぼ(伝染性軟属腫)について
暑くなり水遊びが始まる時期ですね🌞🏊🎐
お子様のお体に気になるプツプツはできていませんか?
もしかしたら水いぼかもしれません🏥
みずいぼって何?
ウイルスが原因で起こる皮膚の感染症で、医学用語では伝染性軟属腫と言います。子供に多い病気です。
1~5㎜程度の光沢のあるイボができます。イボの中央にくぼみがあり、その中にある白い芯のような部分にウイルスが多く含まれます。
表面はつやがあって、水疱(水ぶくれ)のようにも見えるのが特徴で、大き目の結節(しこり)では中心が凹になります。
多くの場合では数個~数十個が集まっており、周囲の皮膚にもウイルスが潜んでいる可能性があります。
好発部位としては、胸やお腹、脇の下などの擦れやすいところにできやすいですが、他全身のどこでもできる可能性はあります。
治療方法
①摘除
専用のピンセットで水いぼをつまみ取る方法です。
治療の際に痛みが伴うため、当院では麻酔のテープを使用して痛みを和らげた上で摘除します。
一度に摘除する数は10個までと制限させていただいています。
※水いぼ摘除は予約が必要なので、診察を受けて頂いてからの予約となります。
②銀配合のクリーム
銀の強力な抗菌作用を利用した全く痛みを伴わない、塗るだけの水いぼ治療です。
効果が出るまで時間がかかり、個人差があります。
※自費での購入になります。(1本2200円)
詳しくはこちら:MBクリーム
③治療せず経過観察
水いぼは放置しても自然に治りますが、それまでには長期間(6カ月~5年)かかります。
その間に他の場所に移ったり、他の人に移したりすることがあります。