水いぼクリームによる治療
水いぼ【伝染性軟属腫】とは、ウイルスが原因で起こる皮膚の感染症で、お子様に多い病気です。
1〜5mm程度の光沢のあるイボができ、イボの中央にくぼみがあり、その中にある白い芯のような部分にウイルスが多く含まれています。
ウイルスに感染しても、水イボの症状が出るまでには14〜50日程度かかります。そのため一旦治療して良くなっても、すでに感染していたウイルスによって水イボがまた出てくることがあります。
🌸好発部位
胸やお腹など皮膚の薄いところや、脇の下などの擦れやすいところによくできます。
🌸治療方法
専用のピンセットでいぼを取る方法が一般的ですが、麻酔テープでも痛みを完全に消すことが難しく、お子様にも負担がかかります。
数が多くなってしまい摘除が困難な場合や痛みで安静に処置を行うことが難しいお子様には銀イオン配合クリームによる治療が向いていると考えます。
銀の強力な抗菌作用を利用した全く痛みを伴わない、塗るだけの水イボ治療です。 |
🌼銀に関して 銀は抗生剤の10分の1以下の濃度で、ほとんど全ての細菌や真菌、さらには一部のウイルスにまで効き、かつ副作用に関してもほとんど問題ない非常に理想的な抗菌作用のある物質と言えます。 |
🌼塗布方法 通常1日2回、朝と入浴後に以下の様に塗布します。 |
🌼治療経過 銀を塗布後、最短で2週間、通常2ヶ月前後で塗布した水イボのところだけが赤くなってきますが、それが効果が出始めたサインです。赤くなってきたらそれから1ヶ月前後で徐々に消えてきます。 |
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